そんな方に向けた内容をお届けします。
建築学科を卒業した私が、新入生のあなたが持っておくと良いアイテムやツールを、優先順位をつけてご紹介します。
建築学科のおすすめアイテム ーガジェット編ー
まず、揃えておくべきガジェットを紹介します。建築学科に限らず、年々課題のやり取りがデータに移行していっていますので、パソコンに関する知識も勉強しておきましょう。
ノートパソコン
- オススメ度 ★★★★★
- 必須度 ★★★★★
- 優先順位 ★★★★★
建築学科の専門授業に限らず、レポート提出や履修登録で必ず必要になります。学年が上がるにつれて、CADで図面を描いたり、プレゼンボードを作ることになります。
人によっては「スマホで済む」と言う方がいますが、自分のパソコンを持っているのといないのとでは、生活の幅と学べる領域が大幅に広がります。1年生の内から操作に慣れておくべきでしょう。
気になるパソコンの選び方ですが、入学したタイミングは5~10万円程度のものに留めておくことをおすすめします。生協が販売する10万以上のパソコンは買わないほうがいいです。
これは以下の理由があるからです。
- 大学生活の序盤はネット閲覧やWordでレポートを作成するくらいしか使用しない
- パソコンは消耗品であり、2年以上使うとガタがくる
大概の学生が、3年生くらいになるとスペックと高いモデルに買い替えます。
パソコンの購入については、こちらの記事でまとめています。
ほかにも、建築学科ごっこさんのこちらの記事で詳しく解説されています。
USBメモリ
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★★
- 優先順位 ★★★★
ノートパソコンと並んで必要なのがUSBメモリです。パソコンで作成したレポートを提出する際にはこれがないと印刷できません。
自分のパソコンと学校のパソコンとのデータのやり取りにも必須のアイテムになります。
また、友人とコンペに取り組む際などは、図面データやプレゼンボードのやり取りにも必要になってきます。
マウス
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★
- 優先順位 ★★
ノートパソコンにはマウスパッドがついているものがほとんどなので、不要だと感じる学生も多いと思いますが、マウスによって作業効率が大幅に上がります。
また、いずれCADを扱うようになるとマウスがないと操作が難しいソフトも多くあります。
手の形にフィットした、無線ワイヤレスのものだとストレスがなくおすすめです。
外付けハードディスク
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★
- 優先順位 ★★
優先順位は高くないですが、設計に進むうえでいずれ持っておくべきアイテムです。
設計課題で作成したデータは、ものによっては1課題で10G近くのデータが生じることがあります。パースを描くためにネットで画像素材をストックしておく必要もあります。
これらを保存する場所として使用すると、パソコンの容量を圧迫することなく快適に操作することができます。
1TB程度のものがあればいいでしょう。
建築学科のおすすめアイテム ー道具編ー
次は、設計課題に臨むうえで揃えておくべきアイテムをご紹介します。
三角スケール
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★★★
- 優先順位 ★★★
100分の1、200分の1、300分の1などといったスケールの長さを図るための道具です。
図面の寸法を読み取る際に使用する必須ツールです。大学の生協で売っていることが多いです。
メジャー
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★
- 優先順位 ★★
これは課題で使うわけでも、ないと困るわけでもありません。しかし建築を勉強している、もしくは仕事にしている人は、大概自分ものをひとつ所有しています。
家の扉の幅を測ったり、机の高さを測ったりといった、身の回りの寸法を調べる際に手元にあると非常に役に立ちます。
専門の授業が始まっていなくても、意識的に建築物のスケールを確かめることができるので、1年生からでも持っておいたほうがいいと思います。
エスキス帳(スケッチブック)
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★★★
- 優先順位 ★★★
自分のアイデアを描き留めたり、訪れた建築のスケッチを描いたりする際に使用するものです。設計課題のアイデアを教授に伝え、「エスキス」と呼ばれるアドバイスをもらう機会がありますが、その際のアイデアをまとめる必須ツールです。
大学の生協に置いてあることが多いですが、様々な大きさやお洒落なデザインのものがあるので、個人の趣向にあわせてハンズなどで購入すればいいと思います。
エスキスについてはこちらでまとめています。
30°刃カッターナイフ
- オススメ度 ★★★★
- 必須度 ★★★
- 優先順位 ★★
建築学科では、建築物の模型を作ることが必ずあります。その時に、通常の60°刃のカッターの切れ味では綺麗な切断面を残すことができず、不格好な模型になってしまいます。
模型作業に限らずとても便利でコンパクトなものなので、生協で手に入れておきましょう。
曲尺
- オススメ度 ★★★
- 必須度 ★★★★
- 優先順位 ★★
30°刃カッターとともに活躍するのがこの曲尺です。「かねじゃく」とよみます。
薄い金属でできているので、カッターによって定規に傷がついてしまうこともありません。
15㎝、30㎝、60㎝、100㎝のものがありますが、とりあえず15㎝のものを持っておけば不便はないと思います。
スコヤ
- オススメ度 ★★★
- 必須度 ★★
- 優先順位 ★
スチレンボードをはじめとした模型材料を垂直にカットする際に役に立ちます。なくて損はしませんが、持っておけばお得なアイテムです。
建築学科のおすすめアイテム ーサービス編ー
Amazon Prime Student
- オススメ度 ★★★★★
- 必須度 ★★★
- 優先順位 ★
Amazon Primeの学生版は、建築学生であれば絶対に入っておいたほうがいいサービスです。
建築学科では、建築に関する様々な専門書や作品集を読み漁ることがいずれ日課になるのですが、自分で本を購入する際にこのAmazon Prime Studentは威力を発揮します。
Prime Studentは、3冊以上の書籍を購入する際、「STUBOOK」というクーポンを入力すれば、10%のアマゾンポイントが還元されます。
買えば買うほど、購入冊数が多いほどお得なサービスです。
他にも
- Prime Video見放題
- Prime Music聞き放題
- 配送料無料
- お急ぎ便の指定
という特でしかないサービスが満載です。私も大変お世話になりました。
値段は通常のAmazon Primeの半額ですので、ぜひ契約しておくことをおすすめします。
まとめ
建築学科が持っておくべきアイテムをご紹介しました。
新生活の環境を整えるための参考になれば幸いです。
まずノートパソコンを揃えましょうね。